2016年4月24日日曜日

ムーブメントの人々

少々昨日に比べて気温も低く、しっとりとした日曜日であります、4月も終盤。

来月には梅雨が始るのであろうかと思いますが、いよいよブルーススカイヘブンも近づいて参りまして、お天気の心配ばかりになってしまうのもむべなるかな。

まぁ心配ばかりしていても何も始まらないのでありますが、そんな中、RIKUYU-MAN RIDEは一路強行軍で那須塩原まで出発しております。

筆者こういう日本列島リスクヘッジ病に逆らう行為は個人的に大好きであります。

あれが心配これが心配と心配ばかりしていてもムーブメントは起きないのが世の常でありまして、お客様と弊社一丸となり熊本へ物資支援に走る有志も、恐らく様々な見解あろうとも、これぞムーブメントだなぁと感じ、感化されました。

そんなムーブメントに便乗ではありますが、”陸友ファクトリーの人々”発起にて予定しているライディングを5月8日に予定しております。






THE☆RIKUYU-MAN RIDE(FACTORY編)




大げさなタイトルにはなりましたが、かなり適当なツーリング企画でありまして、ラフな内容になっております。 

何故だか分からないが、今年一番にやたらピラフが食いたい方、何故だか分からないが今年一番やたら鉱山跡に興味湧いてしまってどうにも我慢ならん!もう頭来ちゃったぞ!という方の、着の身着のままのご参加お待ちしております。

適当というのも何せ、ツーリングの企画などやった事のないメカオタクが引率致しますので、無事故無違反で帰ってこれれば目標達成であります。

話は変わった上にかなりどうでもいい話ですが、先日の連休はぶらっと群馬で余暇を過ごしてきました。


非常に美しい場所でした、よく整備されていてアウトドア初心者には優しい。


小川ヲタの筆者。 これは10段階中8位行きますね、ちょっと水に油が入っていたのが残念。


コテージも素晴らしい。 ワンコもOK。


薪ストーブもあって、作動方法もかなりマメに教えてくれます。


室内でBBQができるようになっています、空調管理は慎重に。 


炭火でイモを只管ふかしまくってました。 バターを付けて齧る、これがまた美味。



山で食うエビが美味い。


ツリーハウスでも舵をとってきました。 南南西に舵を取れ、あの娘が待ってるぜ。


さて陸友ファクトリーの様子。


車検でご入庫の79’FLH80モデルさん。 整備班がパンク状態でビンテージとカスタム系は筆者が暫く担当する事に。


ドロップインオイルフィルターも純正品がリバイバルされています、ありがたい。 有るなら使いたくなる純正品。


オイル交換時にはチェックしたいタペットスクリーン。


これは特に凄かった、完全に詰まっている状態。アイドリングでオイルランプが点灯するタイミングがやたら早い車両はここも一度チェックされてみては如何でしょう。

何故か青いビニールの様な物が・・・。 まぁ理由は少し考えて分かったので大きな問題には鳴らなさそうです。


綺麗になったタペットスクリーンはかざせば向こう側が透けて見えます。

向きはどちらでも入りますが、堆積が始まるとフィルタリングの効率が変わるので、やはり正規の向きが好ましいかと思います。


75’辺りから使われているタイプのOEMフューエルバルブ。 OEMなので極度に品質を追求するのはなかなか酷な話ではありますが、新品でもトラブルが多い部類。 かつて宮モンもFLHでガソリン漏れを喰らっておりました。


仕切りラバーワッシャーが手前のレバープレートに追従出来ずにはちきれております。 はちきれんばかりのセクシャルボデ―であります、セクハラであります。

まぁ常にガソリンで洗われてしまう場所でもあり、ラバーをスチールに押し付けて動かせば強烈なμで破断する事は至って自然な結果ではありますが、ここを上手くスライドさせてやらなければ、新品でも長くはもちません。


どこまでもつかは保証できる物ではありませんが、シリコン系のグリスで潤滑して、新品でも慣らしておけば、吊るしで使うよりは長持ちするのではないかと思います。

レバーを回してキューっと堅い物はちょっと要注意であります。


宮モンから整備情報。 最近多い近年式XLタイヤビードからのエア漏れ。


特にタイヤが古い訳でもなく、一度も交換していないのにある日少量から始まり、加速度的に漏れ始める症状。


ビードのヒゲがリムとビード間に挟まり、水が溜まって腐食してシール性が著しく低下するようであります。 当然、ヒゲが挟まっている事が問題であり、水分の多い外に停めるなよってのは土台無理な話であります。 


ヒゲの痕跡が残っています、押すのが重くなった、減るのが早くなった等の症状が出た場合は空気圧をチェックして頂きたく思います。 極端に空気圧が減ったタイヤは横Gが掛った際にリムからビードが脱落してホイールからタイヤが半脱落状態になる事もあり、かなり危険な状況も有り得ます。


未だにあるのがこの腐食。 XLヒューズホルダー。 


清掃してグリスアップ。 かつて多発したのはシステムリレーが短絡して勝手にフューエルポンプが廻り続けるトラブル。 バッテリー上がりもよくありました。


清掃、防錆処理を施して、再度組付け。

頑張る宮モン

時々歳の差感じます

アラフォーまっしぐら

髪の毛40までもって欲しい

無理かな!