2015年8月29日土曜日

一休みの人々

涼しくて過しやすい数日。

例年に見られる残暑はどこへやら、こういう日は静かな喫茶店でジャズを聴きながらコーヒーでも飲みたい気分であります。

そういう発想がオジサンだなぁ~と最近よく思いますが、実際オジサンだからそれで結構なことだと思い直します。

そもそも喫茶店であって筆者が行きたいのは最近で言うカフェではないのが重要であります。

別段カフェに対して恨みつらみがあるわけではないのですが、やたら混んでいるのが気に入らない。

そして席の間隔が狭くてやたら他人が近い・・・様な気がする・・・

ラーメン屋も然りでありまして、隣の人と肘が当たるのではないかという接近戦では、人との距離感相当遠い筆者は絶対無理な領域であります。

そんな奴はさっさと東京から出て行った方が良い位なのですが、遠い距離間を保っていさえすれば人が結構好きという、まぁ所謂めんどくさい人であります。

たまに急接近される事もありますが、超高速で逃げます。











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。












だから何?













という感じすが。




お仕事引き続き激戦が続いておりますが、ここで小休憩で書いております陸友ファクトリーの人々です。


先日ふらっと避暑へ行って参りました。 山梨清里。 



東京この日36度くらいあったかと記憶していますが、ここは寒いくらいでした。

こういう所へ来ると、完全に時間の流れが違います、ゆったりと時間が流れ、この回転率でキャッシュフローがうまくいっているのが不思議なくらいです。

それに比べるとRIKUYUファクトリーはもうちょっと時間的余裕が欲しい。


アイスを買って食べたのですが、これが美味いのですが寒いのなんの。 明治初期の侍のイメージで撮影。




萩原オジサンモーターリビルト。 シャフトはJIMSのスリーホール。 スタンダードサイズでも僅かに純正より太め傾向があるので、吊るしで嵌める時は事前測定が吉。

スラストブッシングはほぼノーダメージ。 ここがダメになるってのは殆どが組損じが多いのでは。














なんだか身体きつそう・・・。




最近多い傾向ですが、造形やカスタムに傾倒する若手が多く、内燃機を工学的に知ろうとする積極性を持った若手が貴重です。

昔から危惧していた傾向ではありますが、この手の若者が減ってくると、最終的に工学修理を実施できる整備工場が少なくなり、根本的な修理技術レベルの低下に繋がる恐れがあります。

実際に弊社でも事診断修理になると若手二人は実戦レベルから程遠くなかなか一歩抜けだせません。
色々近頃の風潮、流行り等もありますし、なかなか難しい問題です。




そんな若手から整備情報。XLのテールランプ&ウインカー一体型のハーネスがフレームの上側を通っている車両は配線トラブルに要注意。


フレームの下側を通してあげないとシートとフレームの間に挟まれて、断線する可能性があります。


こちらの状況は確か08年くらいからあった様な気がするのですが、現在では組み立て時にルート変更されて元々改善しています。

改善し始めたのはここ2年くらいだったような気もしますが・・・定かではありません。



そんな筆者は苦言を言いながら、陸友モタード必死の追い込み。 

特に弊社では期限が無いのですが、雑誌様の撮影が予定されているらしく、それまでにバイクの形を成していなければなかなか体裁が悪い!

特に大それたことはやっていませんので、見かけたら、ふぅ~ん、頑張ったね。位で見といて下さい。


かなり前からこそこそ手を出していたN様のFXDX。


最初にお話お伺いした際に、コンセプトに魅かれ、なかなか2000年代を思い出せる仕様になりました。


とは言え、随所に最新の物も組まれており、なかなか個人的に好きな仕様。

この後ハンドル廻り、フルペイントとミッドコントロールの続きになりますが、ペイントがまた筆者好みで楽しみであります。


ちょっとウインカーの取り付け位置に迷いましたが、なんとか恰好がつきました。




ここは最新の物を使用。 


このシートがまた2000年頃を知っている人だとあぁ~ってなるシート。


かなりハイトなサスで、ネイキッドっぽく乗ってみて下さい。


2015年8月24日月曜日

Special thanks for every "syaken".

Thanks a lot for your trust!


MODEL:FXDL  YEAR:1998   3,843km   Serviced:Hagiwara

Can't wait coming next time!

2015年8月22日土曜日

夏終盤の人々

日が少し短くなってきて、9月も間近に迫ると、あっという間の夏だったような気がします。

夏の間は暑い暑いと早く過ぎてほしいものでありますが、意外と過ぎ去ってしまうとさみしいものであります。

とは言え、まだまだ暑い日が続きそうで。

今年の夏は本当に忙しかったなぁ・・・とふと思い返します、忙しくてご飯もろくに食べれなくて、フラフラになって仕事をしてましたが、去年の暇な時の不安よりは随分心地いいかもしれません。

残り僅かな8月を悔いなきよう突っ走る陸友ファクトリーの人々であります。

最近真面目にお仕事しすぎて真剣になってしまっておもしろい事が何も浮かびません。

短い人生、残り半分ぼちぼちいきたいものであります。


行って参りましたFLHさん往復1300キロの旅。 息巻いて出発。 



あっという間に静岡まで。 おおよそ200キロ位が一番楽しい距離。


やはりハーレーさん沢山います、筆者はなんだか照れくさくてすぐ逃げてしまいます。


400キロ辺り、名古屋過ぎたあたりから暗くなってきて、ガソリンタンクから物凄い音が出てきたので、ほほ~来た来た、こりゃワクワクだと思い、路肩に停めて状態確認。 

タンクボルト紛失、これくらいならタイラップ2本で十分。



夜中12時頃無事に目的地へ到着。 腰が無茶苦茶痛かった。 地元のマッサージ屋さんでほぐしてもらったら東京のマッサージよりずっと良かったのであります。


年に一度会う旧友とバーベキューした後、ぶらり散歩。 12時間位飲みっぱなし。


さぁ、また来た道を戻ります。 残り650キロ。


あっという間に土山に到着、帰りはなんだか楽かも…と思っていた頃。 右手がヌメヌメするぞい?と思っていたら、ブレーキのマスターからフルードがジワジワ漏れてきた。

そしてどうやら運の悪い事に、前後のブレーキスイッチが同時にいかれちまったらしい。

こりゃいいや、ライディングテクニックも鍛えられる。


と、余裕をかましていたら、伊勢湾岸道の直線高速ブリッジのど真ん中の追い越し車線で急激に失速! おおう、これは・・・あれか・・・!


後ろから時速120キロくらいの大型トラックが突っ込んできます。 これは早めにやっつけた方が良さそうだ。



スロットルケーブル切れとりますやん!



残り400キロ位あるし、戻るにも250キロ、これは・・・・


と、へこたれる筆者ではありません。

スロットルケーブルの予備・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なぜか持ってますやん。



この後パトロールの人が来て、どうしますか?と聞くので


「10分以内に復帰させて移動する、問題ない。」

と答えて難なく旅再開。


無事にホームへ帰宅。 帰りはちょっとトラブル多かったなぁ、これが旅の醍醐味であります。

不便さと友達になれれば、ワクワクもついてきます。

もっとハードル上げたいな、カナダ横断を早くやりたいのですが、全く時間が足りません。


陸友モタードさん、頑張っとります、オジサン必死です、オジサン身体に鞭打って、若い子たちに負けないように頑張ります。


萩原オジサンもモーターリビルト頑張っておりまっす、コンロッドのラッピングを終えてベアリングを合わせ、トゥルーイングまで完了。 良い精度出てました、陸友工場長はやはり萩原オジサンが良いと思います。


元気いっぱい宮門は、細身ですが笑顔で150キロパワートレインを持ち上げます。 もうすぐオリンピックなので重量挙げを狙います。 本当かよ!!(笑)


清田丸は気温33度中で熱い鉄を切ります。 最近只管切らせているので、すこーし良くなってきました。


白FLHさんがいよいよ嫁ぎそうであります、筆者の最高傑作。 自分が欲しい車輌ですが、こういう傑作はお客様に楽しんでもらうのが一番。


代わりに陸友に入門した新しい子。 ちょっとオジサンだけど可愛い63’デュオさん。 ミシガン州からやってきました。 凄く綺麗で可愛いですよ。

陸友ファクトリー、本当に楽しいところであります。

Special thanks for every "syaken".

Thanks a lot for your trust!


MODEL:FXRS  YEAR:1990   59,649km   Serviced:Haiwara

Can't wait coming next time!

2015年8月10日月曜日

Special thanks for every "syaken".

Thanks a lot for your trust!


MODEL:FLSTF  YEAR:2005   69,538km   Serviced:Miyamoto

Can't wait coming next time!

Special thanks for every "syaken".

Thanks a lot for your trust!


MODEL:FXDX  YEAR:2003   38,292km   Serviced:Hagiwara


Can't wait coming next time!

2015年8月8日土曜日

キャンプする人々

某日、とあるお盆前の東京は連日の猛暑も、流石に疲れを見せたのか、9回の表の先発ピッチャーの球威の如く緩やかな降下線を辿った気温となっているのであります。

7月は激務だったなぁと思い返す事もしばしば。

それでも何とかご依頼事をお断りする事もなく、今のところこなす事が出来ておりました。

そんな陸友ファクトリーの夏は大忙しなわけですが、目指した残業ゼロ目標は引き続き推進していきたいものであります。

さて、陸友ファクトリーの夏休みは交代制で半分づつお休み頂いておりまして、現在2名体制。

前半は筆者と宮門コンビで作業しております。

思えば宮門も2年目です。

入社当時は眠くて朝起きれなくて、寝坊して泣きそうな顔で出社していた彼も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


























今だにたまに起きれないのであります!!!!!!!!!



そういう筆者も、むか~しは寝坊した事あったなぁ~とぼんやり思い出します。

そういった生活面もおそらくは背負った責任感で意識は変わってくるのではないかと思います。

そんな宮門も、盆休みは気を緩めて大いに休んで欲しい物であります。

筆者は地元へFLHさんで帰る予定であります、1300キロの旅。

メンテナンスする時間など毛頭ないですから、そのままいきなり出発の予定であります。



”メンテナンスは故障した時、路上でやる”の精神であります。


そんな陸友ファクトリーの某日は。


陸友サマーキャンプに行ってきたのであります。 今更ですが…思い出画像をご覧ください。









サービスの人々が到着したのは夕方6時半ごろ。 この頃にはかなり気温が下がり、水は相当な冷たさ・・・清田丸のチャレンジは無謀極まりない。 決して真似しないでください。

                                     

そんな大騒ぎのスタートで暫しほっこり大都会を忘れて空を見上げました。 静かです。



 川の水に足を漬けてビールをぐびぐび。



夕飯の支度が始ります。 なんだかワクワク。





疲れを癒す萩原オジサン。 


宣言通りジョニーウォーカー…ではなくサントリーですが、やはりウイスキーで夜はふけていきます。









虫が・・・・見たこともない虫が・・・・


シャワー中に靴を隠されて裸足でうろたえる人々。





そんなこんな思い出しながら、もうやることは無いだろうと思っていた切った張ったの作業・・・・Rikuモタードさんの製作。

 「間に合うのか?」「いやいや、無理だろ・・・」の自問自答無限ループ。

今度こそこれを最後に・・・



今年の夏はなんだか雰囲気あるなぁ。 JAZZのせいかな。