2014年7月20日日曜日

夏待ちの人々

あづいです。

本日の東京の最高気温29度であります。

湿度が高いせいで、立っているだけで汗が出てきます。


 
近頃悪いニュースが多くてあまり見ないようにしていたのでありますが、どうしても耳に入ってきてしまうのでイマイチ心持が悪いのです。 ブログのテンションもなかなか上がりません。
東京の空は梅雨空。 しかし夏はすぐそこに!8月はカラッと夏を感じたいのであります。
 

 
陸友サービスの人々は今日も粛々と、作業。 整備に修理。 近頃は少しづつ、新人にもメカニック、即ち整備士としての仕事がいかなる物なのかというところが伝わってきたような気がします。
 
 
地味で華やかさと無縁の作業が殆どではありますが、ブレーキフルード交換一つとっても、滲み一つ残さず、汚さず、適正なトルクでブリーダーをシートさせ、完璧な清掃でマスターカバーを閉じ、エアを限りなくゼロ内包に保ち、尚且つ交換したことが分かる独特の整備後のキャリパーの雰囲気が出る。
 
そんな当たり前で誰にも褒めてもらえない仕事ですが、それが彼らの選んだ道なのであります。

 
ついにご登場頂きました、弊社社長であります。 隣にございますのは金子君です。 ボスは元々、というより今でも現役?のメカニックでございまして、詳しくは今月の“クラブハーレー”をご覧頂ければと思います。
 
筆者の尊敬する大先輩でもありまして、そのテクニックは昔から群を抜いており、アメリカ遠征にトライした腕利きのメカニック達の中でもトップでありました。
 
現在は時に電卓、時にスパナを持ち、新生H-D陸友の大黒柱として引率役を担っておりまっす、オッス。
 
そしてオッス、レジェンドは一世代前へへと語りを戻していくのであります。






 
陸友レーシング続き。
 
今回はモリショットとwpcも施工予定でありまして、軸メタル、カム、ピストン、ピストンピンに施工予定。
 
メタルを再使用するか交換するか迷っておりましたが、せっかくモリショット掛けるなら新品のが良いかと思っているのでありますが、予算がどんどん厳しくなってくる。
 
早いバイクを作るのも予算次第・・・なのであります。
 
久しぶりにプラスチゲージを使ってみましたが、本来マニュアル通りですと、ピンの直径を計測するのみ。 結構大雑把なのであります。 やっぱり新品取るか・・・
 


 
ついにXLカスタムコンセプト第二弾完成しまして。
 
ショールームに展示中であります。 いや、特に大したことはやっとりません、ちょっと懐かしいスタイルを再現しただけなので、大袈裟な物ではないのでありますが、キュートですよ。
 
なので、オシャレに普段着感覚で乗りこなせると思うのであります。 
 
気が向いたら見てやって下さい。 

2014年7月13日日曜日

アイアンを動かす人々

先々週に書き始めたブログですが、すでに2週間が経過してしまいました。
 
本日ついに書き終わりそうなので投稿してみたいと思います。
 
このブログを書いている間いつも雨が降っているような気がします。
 
そろそろ梅雨も終わりの時期の筈ですが・・
 
本日はハーレーでのご来店は流石に少なめでしょうか、車でのご来店が目立ちます。
 
こういう日は読書が進みます、筆者の趣味は仕事以外では唯一読書。 他に何もありません。
 
料理も、スポーツも、興味ありません、バイクと本があれば、他に何も要りません。
 
そんな寂しいニューハーフなのです。 

 
 


 

 今日も大田区は平和です、最近読書が異常に深くなってきて、戦争の事、日本の事を改めて勉強し始めて、考え方や人生観がまた少し変わってきました。  変な方向に行かなきゃいいですが。


 
 
本日無理を言って登場して頂いたのは、弊社きっての一番の古株であります赤峰氏です! 営業、整備、ツーリング関連、HOG関連、あらゆる方面に精通しておられる弊社の歴史を背負うファンキーなおじ様です。 一人で5役位できそうなマルチな人です。
 
業界歴は30年を超えていると仰っていたような気もします。
 
昔の事は赤峰氏に聞けば全てオッケーなのです。(笑) 



 
 
XLカスタムプロジェクトが着々と進み、1台はほぼ完成。 もう一台がもう少しといったところ。 
 
今回のプロジェクトのキーワードは”アイアンマッスル”とハガードユニセックス”。
 
 
筆者と弊社ボスとの共同企画にてスタートして、筆者の方は今回は”ガールズ”を基本に練ってみますた。 レディースではないのであります、ガールズなのであります。 一応なのですが。
 







 
少々ファクトリーでは古い物の修理が続きます、スタージス、アイアン、FLH、なんというか飽きませんね。


 
筆者の陸友レーシング倶楽部は無事かどうかは以後判明ですが、オイルジェットの摘出に成功。
 
久々に変な汗が出ました。 これで失敗したらケースが終了なので、それなりのリスクではあります。
 
 
しかしこれで次のステージに進めます、ボーリングです。 しかし、このボーリングも内燃機屋さんが嫌がって仕方ありません。 ボーリングマシンがあれば自分でやりたい、頭下げて人に頼むのが大嫌いなのであります。



先日ご紹介したN君のフォージドフライホイール。 0.6mmのシフトに対して格闘すること9時間。
 
その半分が冶具の改造という場面でしたが、夜の9時に始めて朝の6時に決着。
 
0.6mmを0.1mmまで修正。
 
方法はご想像にお任せ致しますが、難易度はそれなりかもしれません。
 
この後は液体窒素を使って焼き嵌めプラグを嵌めて完了の予定のようです。
 
N君とはまたレースで一戦交えたいものです。